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2015年12月

2015年12月29日 (火)

【アキザキヤツシロラン発芽の実験記】発芽再び 2015→2016

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2016-9-27 一気に5芽立ち上げ 詳細はこちら

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2016-10-10とうとう咲いたアキザキヤツシロラン

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2015年の秋(11月)再び
アキザキヤツシロランの直播実験を開始し発芽も確認出来た。昨年度の経験を生かし、悪かった点を反省した。昨年はアキザキヤツシロランを実生から育て開花した ことはどんなランを交配して咲かせるよりも数倍の喜びであった。

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1.種子の完熟を如何にして確認するか。直播き種子は熟度が大切なので色々と工夫をしてご提供頂いた。   

2.種子採取時なるべく爆ぜた種子を採取する事。爆ぜていない果実は柄を長く摘み室内で裂 果するまで養生をする。

3.アキザキヤツシロランが発芽し塊茎が形成されると其の生長に従って地下に潜ろうと奇妙な現象 が起きるので色々と実験を試みた。

  Ⅰ.クロヤツシロランの培地でアキザキヤツシロランが発芽した(共生菌の共通性あり)。

.............................................Ⅱ.種子、培地の産地が互いに違っていても発芽した(互換性あり)。

クロヤツシロランの培地に播いてみた

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1図は一部目視可能拡大、2図これは実験観察ボックス全体図。種子の産地と培地の産地の違えを特に注目して頂きたい。この様に種子も培地も違うのに腐生ランが発芽した実験は本邦初実験である。其れでは本土においてどれだけ離れている培地、種子を利用しても発芽するのか興味は尽きない、つまり互換性が証明されたことになります。

4図、こちらはクロヤツシロランが生える林床の固形培地を熟成してアキザキヤツシロランの種子を直播したそのプロトコ-ムだが菌糸らしき物はまばらで、朽ちた杉倒木上の状態である。2016-1-24つづく

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アキザキヤツシロラン培地に播いてみた

こちらは他力本願の報告である。報告する者としては心めたさは有りますが貴重なので添付のお許しを頂きたいと思います。

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種子静岡県の山野草研究家のやまぶどうさんのご提供による種子である。

培地遠く離れた研究者の方の実験培地の提供でアキザキヤツシロランの培地である。この実験は三者三様の思いの仕様が発単となって実験が叶った。責任は重大だがまだまだ何も解らないので神頼み心境でもある。この研究者の方は既にクロヤツシロ、アキザキ、ハルザキ種の発芽に成功している、其の道の達人でもある。今後色々とお許し得て報告出来るものと思います。

4図、この白色菌糸束がアキザキヤツシロランの共生菌なのかは、まだ解らない。プロトコ-ムの周りには目視できないが拡大すると、形状の違った菌糸が複数あるので専門研究者の分野でないと解らない。しかしプロトコ-ムに沿ってアメ-バ-のように侵入広がっていて地下の活動が手にとるように観察できる。こちらは朽ちた竹材上の状態である。2016-1-24

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5図、枯れ竹片上を伸び続ける白色菌糸束、その下にはアキザキヤツシロランの発芽したプロトコームが折り重なって生長続ける。なのでこの菌糸が共生菌だと推測出来そうである。初期菌糸(発芽初期の)の共生菌なのか後期菌糸(生長後期の)共生菌なのか、現在においては前者は研究者によって明らかにされている。ならば後者の共生菌は何んであろうか。オニノヤガラの初期発芽の共生菌と後期成熟の共生菌が違う事も解ってきた。ならばアキザキヤツシロランの後期成熟を司る共生菌は特定できるでしょうか。2016-1-30記

      地 下 部 の 成 長 、  ♠ 各 個 所 の 徹 底 観 察(観察はつづく) 011

白色菌糸の子実体ついに発生、アキザキヤツシロラン菌床に!.下図をクリック

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 .................白菌糸束侵入区域                               ....不可視菌糸 区域                .........別塊茎移植区域

上記画像は(20x30x15cm)の小観察ボックス内の極めて小範囲内で発生した部分のコマ撮り画像である。

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2015年12月30日 (水)

クロヤツシロラン直播の実験記録】発芽再び2015→2016


2015年の秋(11月)再びクロヤツシロランの直播実験を開始し発芽も確認出来た。これは全くアキザキヤツシロランの直播と同じである。ただ種子と培地は同じ産地である。

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種子も菌床も同じにもかかわらず発芽するのはまばらである。共生菌はほんの数センチの狭い範囲で繁殖しているのであろうか。
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プロトコームの生長度もまちまちで4図などは塊茎の初期の段階で間もなく根状器官(仮)が発生する大きさである。2015-12-30記

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6図、真っ先に発芽したプルトコームであったが生長はストップした。5図は全体図であるが順調に生長していれば8図の大きさになっている筈である。なので種子の播き直しをした。

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本実験はある遠地の方(ご同輩)と同時進行で行っている実験であるが今後の成り行きで再度の実験になるかもしれない。2016-1-30記つづく

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7_3     昨年10月開花、種子完熟を待って即花茎を削除、新しい吟味した菌床に移植を試みる。

【例1】

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昨年10月一回開花、そしてこの3月頃休みなく又咲かせようと云うものです。果たして計画通りになるか。この菌寄生ランを移植したり、季節、気温関係無く何回も咲かせられるかです。先ずはクリックして成り行きをご覧あれ。

2016-1-11 9図、やっぱり新芽が垂直にたち上ったので花茎とみなす。開花は2月末までには咲きそうだ一部省略して花茎の立ち上げとなった様だ。生態系の一部省略とは、ここでは新塊茎をつくらず、旧塊茎から直接花茎を立ち上げたと言うことである。この様に腐生ランは省略して生育出来るので単サイクルで何回も開花すると言うことです。この直播工法は地下部の生態系が備に観察出来るので、これまでの様にハイテクを駆使して何年も掛かった研究が、種子直播きから開花まで一年足らずで体験できるのです。

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【例2】

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折角腐生ランを育てても、ある程度の生態系をマスターしておかないと、どうして良いのか途方にくれる。根状器官が消滅してしまって、腐ってしまったと早がってんしたり、中々大きならないので諦めてしまったては腐生ランはやっぱり難しいと云うことになります。この二つの例をじっくり観察して頂きたい。小粒の米麻であっても捨てないで欲しい、あの見えない埃の一個の種子を思いだして欲しい。

2016-1-11 8図、こちらも旧塊茎から直接花茎の立ち上げとなった様だ。一般にクロヤツシロランの生態は6月初旬頃地下部の活動が始まり、先ず根状器官を複数伸ばす。同時に新塊茎が芽吹き塊茎が7,8節生長して其の先端が花茎となって立ち上る。これが年間の一サイクルである。

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【例3】

こちらは、冷蔵庫に入れてすっかり忘れていた塊茎、嘘の様な話ではある。山の神には触るな手を出すなとしつこく云ってあるので自業自得云うことか。昨年の7月頃ではないかと思うが全く思い出せない。本日発見したので、又面白い実験をやって見る事に。塊茎の状態はしっかり硬く良さそうである。

以前から気になっている事があって、今回は駄目で元々、菌寄生ランを殺菌剤等で殺菌した場合どうなるか。洋蘭の植替えなどには良く使用したが、この場合はどうなるでしょうか。

1.塊茎を水洗い(水道水)して一般の殺菌剤に1,2時間漬けた。

2.その後観察実験ボックスに入れ養生開始した。例1,2は外(常温)で貯蔵した塊茎である。例3は冷蔵庫(約10℃)で長期保存になったものである。つづく 2016-1-11 

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この腐生ランは暗室で立派に開花する事を学んだ。光合成しないという事なので、その裏ずけである。又完全菌寄生なのだと言う。ならばその菌を、殺菌剤で処理したならばどんな結果になるであろうか。知識が無いので何時も考え込んでしまう。今回は大量の塊茎が出来たので、これ幸いであった。それから一カ月経過した図が5図ある。塊茎の先端はどれも芽吹き始めているので、良好な結果である。2016-1-30記つづく









 
























         

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