« その他の 腐生ラン | トップページ | 共生菌の正体 »

2014年9月19日 (金)

腐生ランの人工受粉、及び交配


腐生ラン同属異種交雑はできるか?

..................................................................................................................................................................................................................................................

☆2013-8-23シロテンマ直播実験

夢であったシロテンマの花粉は採れず失敗した。ならば種子はどうか、早々と種子採取に出掛けたがこれも予測外れですでに飛散していた。すがる思いで種子殻を採取して調べたところ少数の種子確認したのでクロヤツシロランの菌床に種子殻と一緒に直播を行った。勿論シロテンマの共生菌は何なのか知る予知も無い。同じ属なので望を託したがヤッパリ根も葉もない話ではあります。

1_42_33_23  4_24  5_65

1図クロヤツシロランの菌床の一部にシロテンマ直播スペースをつくって見た。2図,前項の揉みほぐした種殻を安置した。画像では種子の存在は確認出来ないがこの中に何個かの種子はあるはずなのでその後の経過をみることにします。5図は直播き一カ月後の画像つづく

..................................................................................................................................................................................................................................................

☆2013-8-15シロテンマ20日前後で種子全て飛散した。

これまでオニノヤガラ等の種子は開花後一カ月で飛び散っていたことを考慮して、今回のシロテンマの種子は何日で採取できるか計画をたて20日後に猛暑の中、深山に向かった。が?・・・。
すでに手遅れ!だった。からからに乾燥した蒴果が2個付いているのみだった。しかしあきらめなかった。爆ぜた殻を大切に持参した。そして部屋を閉め切って爆ぜた殻を揉みほぐして拡大して見ると、何と種子数個程見つかった。後はクロヤツシロランの菌床に播くだけであるが、はたして根も葉も無い話はつづく。

1_51 2_423_334_34

1図、既に種子は飛び散り黒く乾燥した殻が揺らいでいた。2図、爆ぜた殻を祈る思いで揉み解して見た。

菌寄生ランの生態は特に超特急並みの生長だ、光合成をやめ菌と暮らす宿命の所以なのか、さすらいの旅を続ける腐生ラン。3,4図おまけ、この時期赤や白のテングタケの仲間なのかやけに目立っていたが・・・。

..................................................................................................................................................................................................................................................

☆2013-7-23シロテンマ完全開花はしたけれど花の構造

黄色アマガエルのご利益あったのか早々と見事に咲いたシロテンマ、これで花粉は頂けると思ったのだが。(シロテンマの花構造)

 

   31 P725653711

シロテンマの花構造はこれまでの記録には滅多に無い。ましてや訪花昆虫はいるのか、自家受粉疑うこと無かったが今回その姿を確りと撮らいたお初の画像である。

1_822_533_442_654_465_776_381_99

前回の観察では10個の蕾を付けていたが本日見ると12個の開花であった。深山での観察は薄暗くカメラのピントも合わず手こずった。まして花の構造まで調べるには全く適さない。結局4個頂いて早々と下山になった。そして部屋に籠ってデジカメ片手に拡大、花粉の様子を恐る々観察することになったが、其れらしいものが見つからない。内心焦りが走った、そして一つ一つ調べて見たが4個とも全く解らないのである。以前にもオニノヤガラの花粉の様子を数個調べた時と全く同じである。Web界漁ってもどれもこれも解らない。有るとすれば外れているのかも知れなし今回は訪花昆虫も撮れた。開花直前に採取すれば良かったのかもね~。夢敗れたりである。事故が無ければ結実の頃又種子が採れる筈である。又ニ三個頂いてクロヤツシロランの観察ボックスに播いて見ようと思う。7図花弁全体が壺状に癒着していることが納得。特に下部セパルが肥大して包みこんでいる。クロヤツシロランの花構造と比較してみると面白い。1図おまけ2013ヒメノヤガラ

追件植物画家中島睦子の作品オニノヤガラ属4種(Aboc社)もその花構造網羅されていたのだがね~。「日本ラン科植物図譜」、欲し~!!高嶺の花だ~。

..................................................................................................................................................................................................................................................

☆2013-7-20シロテンマ開花寸前

やっぱり腐生ランの生長は早く前回6センチの芽だしから一週間程で35センチにもなっていた。一日に4,5センチも伸びたことになった訳だ。十個程の蕾が確認出きた。

207121621883

オニノヤガラの蕾と比較するとかなり長い。青っぽいのがアオテンマ、白っぽいものがシロテンマと言うらしいが茎は箸ほどもない、まるでクロヤツシロランの花茎程である。これはやはり別種ではないかとさい思う。1~3図

今年の夏は不順な天候でオニノヤガラは一本も発生無く、気でも狂ったのかシロテンマ唯の一本だ。4図おまけ、この時期山路を歩くと山ゆりの香が一杯清涼感満杯である。

..................................................................................................................................................................................................................................................

☆2013-7-13シロテンマが見つかった!。

今年は全くの天候不順で梅雨入りしたものの雨降らず、空梅雨気味、又早々に梅雨明けて終った。オニノヤガラの発生期になったので深山に出かけて見た。林床は乾燥しきっていた。年々発生は少なくなって寂びしい限りである。結局オニノヤガラは一本も発見出来なかったが。

3_614_525_836_44

シロテンマは当地では8月始め頃開花するので今頃は未だ発生していないはずなのだが箸の太さで6センチ程になっていた(1図)。 開花時期になっても30センチと小さい。2~3図は以前に発生したもので大体同じ場所であった。4図おまけ、7/14雨神様のお出まし。7/17,18と待望の雨降りとなった、正に黄色アマガエルのご利益となった。

今後の計画としては腐生ランは生長が早いので後、一週間か十日程もすれば開花すると思うので、3,4回の登山は覚悟しなければならない。気になるのは少し傷んでいるようにもみいる。

以前にオニノヤガラの数個の花粉を調べた事があったがこれだという確証がないままに終わっている。つまりシロテンマもオニノヤガラも確実に結実するので蕾の時点で自家受粉してしまうのではないかと思っているからである。一個の花の大きさはクロヤツシロランの花よりも小さいので、はたして花粉をとり出せるかにかかっている
..................................................................................................................................................................................................................................................

2013年度は腐生ランであるクロヤツシロラン開花のインターバル撮影に成功した。このことによってオニノヤガラ属のクロヤツシロランを手元で開花させることに自信がついた。下記図は実生から育てたクロヤツシロランの開花と結実の画像である。

1_10122


 

今夏の夢膨らむ!!

永年抱いて来た夢、其れは腐生ラン同種の交配である。近縁のオニノヤガラ、シロテンマの花粉を採取して種まき権兵衛の菌床のクロヤツシロランとの交配である。そしてこの菌床に播いてみることである。この菌床での人工受粉したクロヤツシロランの子房が膨らんでゆく姿をみるとき、もしやと思うのである。シロテンマはクロヤツシロランとオニノヤガラの自然交配種ではないかと夢枕に思うからである。クロヤツシロランの種子は実験では20日程で採れたのだが。根も葉も無い話ではあリます。(重複添付)

..................................................................................................................................................................................................................................................

1_2

« その他の 腐生ラン | トップページ | 共生菌の正体 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2062980/57428119

この記事へのトラックバック一覧です: 腐生ランの人工受粉、及び交配:

« その他の 腐生ラン | トップページ | 共生菌の正体 »

最近のトラックバック

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ