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2014年9月19日 (金)

クロヤツシロランとアキザキヤツシロランの交雑種(1)


クロヤツシロラン
アキザキヤツシロランの自然交雑種は何故発見出来ないのか?。

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 片方の花粉が片方の雌蕊に引っ付く事が出来れば交雑は成功するはずである。全く単純そのものだ、自称権兵衛そのまんまである。然も同じ属間でありながら。両者の共生菌の研究も論文等で発表されている昨今。では受粉様式などはどうでしょうか。問題は此処に隠されているのか、交雑はするが果実は不稔性なのか、はたまた共生菌の関係なのか。Webを括ってみると両者はかなりの近距離で発見されている。なのに、どうして交雑種が発見されないのかである。

自称種播権兵衛は最近実験観察でクロヤツシロランは自家受粉することをつき止めた(ここ)。ならばアキザキヤツシロランも自家受粉しているのに違いない。つまりお互いの花粉交換がこの両者は出来ていないと言うことか。両者の開花期にはショウジョウバエが群がって徘徊している。その行動は自然の驚きとして再認識した。然しその受粉様式は極めて複雑で、不能率的で驚いて終う。相性は如何なのだと。

前置が長くなったが、現在年間を通じてクロヤツシロランの開花を見ることが出来る様になり、人工授粉をしたり、自家受粉はするのかと実験観察に日々費やしてきた。面白い花も生まれた(こんな場合何処に花粉を付けますか、はいこちらです)。

ならばクロヤツシロランにアキザキヤツシロランの花粉をつけてみるか、現実味が芽生えて来た。人工交雑種が出来るかも知れないな~と、この秋に(笑)。根も葉も無い話しはつづく。

☆2014-7-9  この恐れ多い題名を付けた理由。

「クロヤツシロランアキザキヤツシロランの自然交雑種は何故発見出来ないのか?。」であるが、それは以前に採取したアキザキヤツシロランの種子が引きだしの中から見つかったからで、大変勿体ないことをしたものだと慚愧に堪えないからである。そこで手始めにこの種子を早く直播きしなければと気が付いた訳です。根拠はないが丁度、竹林の根に見知らぬきのこが生えたのでこれ幸いとなった訳です。この菌糸は極太エンピツの芯程ありますね。

(1)竹林の根の菌床に直播きしたアキザキヤツシロラの種子

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1図、先月の今頃生えてきたきのこ、これは極太の菌糸から直接生えていた。アキザキヤツシロランの生える竹林から移植した根。

2図、この画像は二回目の直播きした時のもの、一回目は直播きして一晩過ぎた翌日に覗いて見て驚いた。ほとんどの種が何者かに持ち去られてしまったのだ、何の虫かは分からぬが直ぐ消毒する。4年前の種子とて貴重なものだ、泣く泣く二回目の直播きである。

3図二回目播種後、覗いて見たら憎き犯人が見つかった。この極小のカタツムリはクロヤツシロランの林床にも多数発見出来る。4年前の種子とはいい何か瑞々しい感じである。自然界に飛ばした種子も殆どこの様に捕食されるのであろうか。一難去って又一難だが、大分美味しいのか周りの種子がやっぱり無くなってますね。 5図、1図には胚の姿は確かに黄味がかって見えるが本図では拡大しても透けてみえる、胚が見えない。この実験は何の根拠もないが、気にかかるので試して見たものである。しかし無駄ではない。何の根拠も知識もないがぞくっと発芽したクロヤツシロラン、その時の驚きは忘れられない。何もやらなければ何も分からない。負け惜しみかもしれない。自由気ままにやれば又、何か発見出来るかもしれない8/8

(2)クロヤツシロランの菌床にも当然直播きしてみた(こちらの種子は健在であった)    (1)

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1図、現在クロヤツシロランの自家受粉実験中の観察ボックス内、つまりクロヤツシロランの菌床である。共生菌の関係がどうなるか、近年の種子で実験出来れば尚良かったのだがです。

2図、3ケ箇所に実験した。3図直播きした翌日拡大して見た図、4図は本日の画像である。4年前の種子のため透けて見えるよでもある。

以上の実験は自称種播権兵衛の自己満足の実験で何の根拠もないし、唯物好きの手遊びである。次の実験アキザキヤツシロランの花粉が出来る頃までに何とか繋げたいものである。5図直播きしてから2ケ月過ぎた、本来なら20日程で発芽するのだが、どうも種子の中に胚の姿がはっきりしないですね。それに、ここはクロヤツシロランの菌床でもある。本来であれば近年の種子を直播きすれば良いのだが、いずれにしろ何の解答もでませんでした8/8

6図 、6/25に直播き早や3ケ月、発芽したかは確認出来ず、種子が古過ぎてたのか、それとも共生菌の関係か、根も葉も無いことになりそうだ。9/19

☆2014-10-18 とにかく藪から棒にやってます。 (2)

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5年前のアキザキヤツシロランの種子、引き出しの中から見つかったので勿体ないことしてしまったと慙愧の念に堪えない日々(笑)。2週間前、播いてみた。相性が良ければ20日前後で発芽があるはず、だが何と言っても5年前の種子だ~。

3図、直播きして20目である。拡大図の通り、プロトコームの気配なし。、記録にとどめる。

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☆2014-10-24富士山麓からやって来たアキザキの種子。

真新しい種子で実験して見たいとブログで嘆く様を見てこ゛同輩諸氏が送ってくれたアキザキの種子。早速クロの菌床に直播してみる。前項の5年前の種子の様子を見て頂きたい。多少膨らんでいる様子かな?、それに比べ今回は採り播きである。共生菌が同じであれば絶対発芽するを信ずる自称種播権兵衛だす。まあ~夢でも良いのである。

(1)実験観察ボックス

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........................... 種子の熟度は、拡大して検知しておく、発芽に影響するので記録しておくこととなる。この実験記録は暫くつづく

2014-11-8 発芽予定日の5日前

    14 15 16
腐生ランを直播きすると20日前後で発芽の兆候が見られる筈なのだがその日まで後5日である。これはあくまでもクロヤツシロランの菌床である。中図はクロヤツシロ、左右がアキザキ種である。如何でしょうか、未だ解りませんね。この辺の発表勇気いります(笑)。

2014-11-13 発芽予定日

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発芽予定日の20日となりました。しかし発芽の兆候は未だ見られませんね、未だ多少の猶予期間を頂きたいと思います(汗)。この実験は中図のクロヤツシロランが発芽した時点で一応終了となります。

2014-11-18 発直播き25日目

    A4_4  B4  C2
  
クロヤツシロランの菌床に直播きして25日目になりましたが大差なし、中図のクロヤツシロランの種子が多少膨らんできたかな~と思いますが如何でしょうか。

2014-11-22 クロヤツシロ発芽の兆候

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記録はまだまだ続くが、クロヤツシロランの種子膨らんできた。如何でしょうか、ここはクロヤツシロランの菌床なので当然だか、アキザキヤツシロランに期待を掛けてます。まだま

2014-11-28 クロヤツシロランの発芽は?つづく

    
     A6  B6  C5

中図、クロヤツシロランのプロトコームの膨らみは確実に大きくなったが光沢のある球形にならないと確定は出来ませんが記録添付は一旦終了して其の成り行きを見ます。変化が在った場合には又添付する事といたします。この記録は富士山麓で研究実験されているご同輩有志から提供頂いた種子を心愚山の菌床で発芽するかの実験で公開したものです。つまり直播きすれば20日前後で発芽するの実証までには結論でませんでしたが、間もなく其の光景を見られると信じおります。おりがとう御座いました。

(2)見知らぬキノコヘ

何故か腐生ランに興味を持つ自称種播権兵衛、あるキノコの裏にクロヤツシロランの種子を直播きした。20日程でゾクット発芽を見た。闇雲の実験であった。自然は全ての解答を出し尽くし待っているのだ。知らぬが仏の権兵衛、寒天培地は洋蘭やってケリをつけた。

業界から見放された腐生ラン、誰もやらない。糧にならぬものはやらぬのが常識の世界。寒天は培地にするが、本家本元のキノコ自体を培地するなどとは奇想天外、常識者の出来ることではないかも知れぬ。やって見なければ芽が出ない。さあ~やって見よう自由人。

とある境内の杉、竹の廊下に、4,5年前アキザキヤツシロランを発見した。ところがその象徴の大木、全て伐採された。田舎の長老たちの仕業である。ゆくすえはどうなるのかは、誰も知らない。伐採された倒木、未だ積み重ねられ放置三昧である。樹皮がつるつるした倒木がある。キノコが沢山生えてきた。図のような生え様である。このさい、種播くしかないね。

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何の根拠もないが、かつて、杉、竹、の古木が育んだ境内、その命を引き継いでいるに違えない。菌香の強いキノコである。最後の図は倒木から剥がして実験用に持ち帰った部位である。菌糸体が白く繁殖しているのが解る。当然ここにも直播きである。

2014-11-8 発芽予定日の5日前

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んっ!何んだこれは!?。落ちついて2図をクリックして見よう。これは水玉か?はたまた発芽の兆候か?。こんな実験をしていると何時も水玉に驚き、失望する。後5日待つことになる。この辺が洋蘭の交配で開花前夜のどきどき感と同じかな~。つづく

2014-11-13 発芽予定日

29こちらも発芽予定日となりましたが、前回早々と発芽の兆候が見られたと思ったのですが、上図を見比べて見ますと、確かに部位の形状は前回より動いて組織分裂をしている事は解りますが、アキザキヤツシロランは初めてなので比べる対象の画像ありません。今少し成り行きを見守りたいと思います。

あと5日待ちきれず、神社の氏子総代を尋ね、倒木を頂くことになった。現在畑に運んで菌の熟成を待っている処であります。自称種播権兵衛はほだ木には共生菌候補の複数が棲んでいると信じて疑わない。元々アキザキヤツシロランの自生だったのである。

氏子総代曰く、落葉等が舞い上がり神社、役所への苦情陳情等が度々あり地域少数住民の意見を尊重したとの事、鎮守の森を無くすことは苦渋の選択だったと。気持ちの持ちようなのだがね~。

2014-11-18 発直播き25日目

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こちらも全く動かず大差なし。プロトコームの中央が膨らんできた様にも見えるが艶がないのが気にかかる。夢は妄想か幻か(笑)。しつこくつづく

2014-11-22 4日振りで覗いて見たら?                         2014-11-28 暗中模索の実験はどうなった?

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6図、プロトコームらしく輝いてきたね、でも一寸生長が遅いようだ。ほだ木は既に寝かして有るので後に引けないね(笑)。

7図,前図より球形は大きくなっているが、これがはたして水玉なのかそれともプロトコーム   なのか判断出来ない。培地(子実体)も痛んできた様だ。しかし何とか夢繋ぎたい(笑)。プロトコームの移植はどうだ~。無菌とは違うからな、やって見るか次回に(曝)。戻る

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