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2014年9月19日 (金)

クロヤツシロランの秘密(2014後半)


2014年度前半も過ぎ去り早や7月に入った。後半も何が出るか見当もつかないが又何か新しい発見が出来ればと思いばつづく。1
23 近況ー庭の着生ラン

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2014年度は一月を除いて毎月クロヤツシロランの開花見て、人工授粉、自家受粉、花殻の特異性、奇形の花も出来、結実種子採取も出来た。その記録は全て本ブログに収録た。又後半編は「クロヤツシロランとアキザキヤツシロランの交雑種」と題して一瞬どっきっとする様な根も葉もない話となった。この二者は同属、生息する環境、その他が同じなのに何故自然交雑種が発見出来ないのか、疑問に思いませんか。前半編でクロヤツシロランは自家受粉する事が分かったのでなおさら追求したいですね~。受粉様式を追求しなくとも、アキザキヤツシロランの花粉を自称権兵衛のクロヤツシロランの雌蕊に付けて,その様子を観察する事が可能になったとみる。

もし万が一結実したら、これも自称権兵衛のクロヤツシロランの菌床に直播きすればよいことだ。この「交雑種」を創る「プロジェクト」に賛同出来るご同輩諸氏おりましたら是非ご指導頂きたいであります。世間は広い色々のご意見も有ると思う。けれども何もやらなければ何も生まれないではありませんか、こんな事は黙ってやれば良いと申すご同輩諸氏もありましょう。開花まで五年も掛ったランの花が一年で咲く事が出来れば、ある意味で人は五年長生きしたことになると違えまっか(曝)。

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観察ボックスNo3(この実験は2014前半編にも添付あり。7月開花となるので後半編として記録する)

(1)

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1,2図、観察ボックス(3)に新たに新芽発生したのでこれも記録する6/15。3図大分生長してきました。7月開花候補一番目の株です6/26。4図7月半ばごろ開花か7/7

5図常時暗室のため花茎が異常に伸びている。何故暗室か、平地では気温上昇が激しいので不向き、幸い光合成しないので闇でも咲き、結実、種子確保も出来、腐生ランは一石三鳥なのですね~これが。やがて平地でも強いクロヤツシロラン目指して頑張ります・・はい7/10

6図後一週間で開花か、遅れているようだ7/147図、7月半ば以降の管理は特に難しいようである。これまで順調にきていたのがこの頃になると急に調子を落とす。しかし間もなく開花となりそうだ。7~8月の温度差を注意して日陰の涼しいところに移動することも大切だ。針金を掛けてあるのは花茎が生長し過ぎて天蓋に当たるので引っ張って寝かせている為である。今の時期全国何処を探してもクロヤツシロランの開花などあるわけないので、9.10月の野生の開花時期まで、この実験観察は慎重につづく7/20

昨日一寸気になったのが7図の画像、本日撮り直して見ても、ど~うも黄味っぽいね、キバナノヤツシロラン?、それともキバナノクロヤツシロラン?、まさか!。しかし完全なる実生花ですからねこれは!7/21。 

上の蕾が開き気味だが、これは一寸異常だね、下から順に咲き上がるのが普通なのだ、それとも虫でも入ったかな。   3図、蕾の中心が特に黄味が強いようだ、やっぱり黄花かな?面白くなってきたね。 7/22

☆2014-7-21    出たど~  キバナノクロヤツシロラン!!?

咲いて見なけりゃ何とも云えぬ、後三日待ちましょう。もし黄花だったらインターバルやって見たいし、人工授粉もやって種子確保したい。だが梅雨明けになって暑さ倍増なるのではと心配だ。化けてくれぬなよキバナノクロヤツシロラン?様(笑)。 参考動画です

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☆2014-7-22  7月開花インターバル、撮影開始しました。

クロヤツシロラン7月開花インターバル開始しました。この個体は特に黄味かかっているがその正体が徐々に解ってきました。上図画像を見るに先ず葯帽が異常に黄味を帯びているため外から透けて見えるようです。この蕾は正常開花ではないので、今後の進み具合に注目です。

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何としても。この黄系のクロヤツシロランを咲かせたい。しかし異常にツボミの期間が長いので咲く力がないのかもしれない。これまでにも白系、赤系、中間の色と出ているので黄系が出てもおかしくはない。もし今夜開花の様子が無ければ駄目かも知れないな~残念だが。

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前編7月開花のインターバル動画 

1,図クロヤツシロランの開花は本来最下部の蕾から咲き上がるが、虫が入ったのか二番目の蕾の開花なので異状な咲き方です7/23 。  3図、二番蕾は、やっぱり完全開花せず終わったようです。生長中々開花になりません。ツボミが横を向き始めたので一旦段取変えした。4図、2回目立て直し修正7/24

5,図これ以上の開花進展は見られずインターバル撮影は中止しました。元の観察ボックスに戻し湿度を保ちます。今後何らかの進展があった場合には添付します。残念です。5図をクリックするとインターバルが開始します7/25

 6図、インターバル中止して湿度を保ったら開花の兆しが出て来たが、今後どうなるかは分からない7/26 

7図,黄系のクロヤツシロランは残念ながら開花する力は無く終わりました。諦めきれず強制開示した画像です。今後の望みとしてはこの塊茎を再生出来るかに掛かってますが、塊茎の移植は昨年成功して開花に至っているので又挑戦してみます。7/28

以上をもって本項目は残念な結果でしたか締めくくります。大変お騒がせいたしました。有難う御座いました。

図追跡再開!  追跡再開!

8図、嬉しい事に本日覗いて見ると自家受粉して花柄が伸びておりました。なんと!開花もせずに自家受粉です。開示した時には既に受粉が終わっていたと言う事です。これで黄系クロヤツシロランの種子確保が出来れば夢が叶うかもしれません。種子が爆ぜるまで追跡します、こんな事ってあるんですね、これは何かのご利益でしょうね。クロヤツシロランは自家受粉するの駄目押しでね・・・。画像添付はつづく 8/1

9図、結実した果実は順調に生長しているようである。8/3    10図、は確実に花柄は生長してますね8/6     11図、果実が爆ぜました。これは一寸早過ぎます、成熟して無いですね。とに角梅雨明けてから雨なしの日が続き暑さも毎日更新、うだる暑さに堪えれるかです 8/8

12図、追件、果実が爆ぜてから日が経ちますが添付しました。種子の完熟を期待して少しでも採取を遅らせましたが。どうやら種子の姿が見えません。今回をもって本項目は終了となりました。  8/18

この黄系のクロヤツシロランは7月に開花して一サイクル終了、10月中に又開花すればニサイクル目、二回開花することになる。下記その成り行きを見守っているところである。

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☆2014-10-29    速報キバナノクロヤツシロラン開花(仮称)

 
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                                                      黄花系種新花実生、                                      普通種実生                           インターバル撮影

比較  大差は無いがリップ、髭の色が黄色ペタルが長め等、如何でしょうか?7月に開花、そしてまた今回咲いて今年2回目の開花です。この様に3ケ月サイクルで何回も咲く植物は他に見当たりません。菌寄生ランが所以の生態なのでしょう。新発見はつづく!?

なかなか咲かないので本日外より室内に取込みましたら夕方即、開花始めました。ペタルが黄色になってます。7月に開花、今回で2回目の開花です。一過性の黄色かと思っていたらどうやら本物出たようです、実生ですので。本塊茎の増殖図かる?

15図この黄花系は7月に開花、次回開花は10月と思われるので一サイクル3ケ月で開花することが実証されると思います。9/25

17図今回からこの黄系と思われる塊茎の再生に特に注目してみたい。7月に開花して、結実し種子も出来たが、シイナ状態だったので塊茎の再生に期待をしてきた。一サイクル3ケ月で10月後半には二回目の開花となりそうだ。例えこの黄系が一過性であったとしても期待は大きい。9/30

18図、2日で立て直るとは早すぎる。光合成と光反応は同語なのか研究者で無いので語れない。地上に現われる植物は腐生ランとて光に反応して芽生えて来ることはこの様な簡単な実験でもわかる。つまり面白い事は腐生ランの花茎は光に反応するが開花真近の花柄は逆に光を嫌う事だ。10/2

19図、 気の精か黄ばんできた様だ、光を当て続ければ花首は後ろを向きカメラ目線となるのですが。楽しみ々。10/4。つづく

20図す花茎がまだまだ伸びる気配、10/7  。21図本日は此方から光当てます。10/10 

 22図本日は此方から光当てます。光に良く反応してます。10/12 

23図、未だ光に良く反応して思うように誘導出来ます。花茎がどんどん伸びてますね。屋外に出して有るが三面黒ビニールで囲ってある精かも知れない。週末頃までには蕾展開するかもです。10/14

24図、蕾に抱葉が掛かっている様なので花茎あと一節伸びそうす。10/17つづく

25図、どこまで花茎が伸びるのか苞葉が未だ蕾に掛かってるね。10/19 

26図、蕾が苞葉より出たので開花に向けて花首は光を避けます。なのでこのまま光を同

方向から当て続けます。カメラ目線に向けて誘導中。10/22 

27図、光照射の誘導は花首を完全に後ろカメラ目線となりました。このまま照射つづます.あと一週間開花待ちです。10/24 

28図、光の当て方によって花首が動くので見定めがつすない。撮影の度に黒ビニール取るので、同じ囲いが出来ないと言うことですがこのまま続けます。10/26 

29図、今少しで開花ですが、本日外より室内観察ボックスに移動しました。10/28 

30図、2回目咲いた。それに黄花系のクロヤツシロは初物だ、だから面白い。10/28 夕方

31、32図、開花完了、この黄花系はペタルの色と唇弁が多少の色変わりしていますが期待した程ではありませんでした。インターバル撮影は未だ続いております。唇弁の動きを撮りたいので、のち程公開となります。インターバル動画完了10/29 早朝つづく

開花完了したので黄系のクロヤツシロランは一応終了となるが、連続2回とも黄系なのでこの塊茎は別ボックス に移動する。移動とは移植である。しかし共生菌が良く繁殖していれば再生できる。以前連続3回咲き上げた個体を別ボックスに移植して4回目開花に成功しているので又挑戦を図る、黄花系なので増したい。移植が可能にならなければ菌寄生ランやる必要もないとも思っている。

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☆2014-8-1  八月開花には最も厳しい暑さ!

現地クロヤツシロランは此の時期8月は、9月開花を目指し最も充実した時であろうと思われる。しかし平地では逆に猛暑のさなか四苦八苦となる。観察ボックスの塊茎は実生してから三年目である。頭の中はやはり共生菌の事ばかり。手っ取り早い方法は一つある。 菌を育てるためのほだ木である、つまり椎茸栽培と同じ方法をとれば良い訳で、「ほだ木を造ってラン栽培」である。自称種播権兵衛の合言葉である。やって見なはれ!腐生ランを咲かせて自己満足、ここに1本のほだ木がある、そこには名も知らぬきのこが生えている、その傍らで年中野生ランが咲き誇っている。これは謎解きでもあり、根も葉も無い話である(笑)。

8月も観察ボックス内はぼこぼこ新塊茎、しかしこの猛暑のり切れるか心配だ。

開花を目指して頑張るしか無い!。何か又新発見があるかも分からない、唯それだけの事である。

(1)

1_211221331441551617617_27188199終了

4図、開花始めたがこの状態も正常開花ではないね、この個体も前回と同じくやけに黄味がかっていて、やっぱり開花に時間が掛かってます、暑さの精かもしれない。8/8

5図、開花はしたが既に痛んでいました、しかし黄味っぽいねこれも。2番蕾に期待する8/10

6図、連日の添付である、蕾が入れ変りましたので記録ました。間もなく開花と思われる8/11

7図、中々咲いてくれません。置き場の気温が常時27,8度あるで難しいか?21.2度が最適なので一寸無理かもしれない。今年の夏は特別暑い。8/13

8図蕾3は開花ぜず落下、蕾2はようやく開花始めたがどうなるか気温次第と思われる。8/16

9図,本個体は全て正常に開花しませんでした。(1)の記録は之をもって全て終了です8/17

追件、落花した蕾3を解剖しました。

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☆2014-9-17  厳暑も過ぎクロヤツシロランの季節がやって来た。

2014-9月秋、クロヤツシロランの野生での開花の季節がやって来た。けれどもこの野生ランはご承知の通リ地下(半地下)で咲くので人の五感では中々発見出来ない。其処で、このブログでは一足先周りをして実験培養したクロヤツシロランの姿を観察して野生でのクロヤツシロランに思いを馳せて見たいと思います。

このブログでは毎月開花を観察出来ますが、一般の方々は折々の季節が来ないと忘れる事もありますね。

1_5
までの記録の観察ボックスの続きで開花して種子採収まで記録したものである。

一寸休んでまた新塊茎から新しい花茎を伸ばして来たものである。つまり一年で2回目の開花となります。この様にクロヤツシロランは約3ケ月が一サイクルで、年間4回の開花が可能です。これは実験の結果です。つづく

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上図、蕾が膨らんできたので後4,5日で開花するかも、野生でもその頃咲くでしょうから大差ないようです、現在は暗室から外に移動してありますので野生の環境に近いです。クロヤツシロランは芽出しからの花茎は光に反応します。この画面では全面囲ってありますが前側は60%位に遮光してありますのでこちらを向いておりますが蕾が固まると逆に光を嫌います。従って開花の向きはこの場合左右に首を曲げます。野生ではやや下向きますが、そんな事から対応しているのでしょう。面白いです9/20つづく

☆2014-9-25今季野生での報告未だありませんが・咲きた。

1

2_2既に実験ボックスの培地を持ち上げて咲いておりました。林床などで発見出来ないのも無理はありません。この観察実験ボックスでは毎月咲いておりますが、今期野生での開花報告は未だありませんね。 こんな具合にしてクロヤツシロランは咲きあげるので野生で探索される方は是非訪問して参考にして下さい。次回ご期待下さい。つづく 

☆2014-9-25

クロヤツシロラのインターバルを正面から撮りたいと何時も思っているのだが如何しても上手く出来ない。カメラのフラッシュの光に反応して反対側を向くからである、おまけに下向き加減の状態だ。あの唇弁の動きを撮るには2,3回段取り変えをしなければならないのだ、つまり観察ボックスを傾けカメラ目線にするしかない。芽出しから花茎の伸長、蕾が固まるまでは光に反応して体勢を整える、此処までは一般の植物と同に思いるが開花体勢に入ると途端に光を嫌ってしまう、この二段構えを克服しなければならないのだ。

 

上図は自宅の戸外北側軒下で、3面を暗く前面だけ60%程の遮光を施しているが、これでは殆どの花は間もなく横向きか後ろを向くであろうと思われる。既につぼみは光を嫌って向きを変えつつあるようだ。ならば、前面を囲って後ろ側を60%程の遮光にすればどうか。明日にでも実行だ!。今晩は月下美人のインターバル撮りで部屋中良い香りである(余談)。☆2014-9-27 やっぱりクロヤツシロランの季節!

1
日ごとに頭を現すクロヤツシロラン、何個咲くか全く分かりません。何と言ってもこの季節が最高,実生とて変わりはなさそうだ。さあ~、野生での便りを待ちたい処ではありますがです。

2014-9-28 本日インターバル撮影開始しました。

12014928_7



インタバルは4分間隔です。そのつどカメラのフラッシュ発光するので花はどの方向を向くかは分かりません。難しいところです。この画像は先ず全面を黒ビニール覆い、後ろ向きにして後ろ側のみ切取り60%遮光して日光に一昼夜さらしました。つまりカメラ目線のためです。意味不明ですがこの腐生ランは開花時光を嫌うため色々と面倒のようです。これより3日間の連続撮影開始です。此の時期は小蝿が部屋中飛び廻っているのでひょっとしたら姿が写るかも知れません。つづく
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この夏の異常な暑さに休眠から覚めたのか一カ月振りで花茎が動き始めたのでこれも記録に残すことにした。一カ月休んで又活動を開始したのは初体験である。環境の変化に対応するのも腐生ランの特質なのかもしれない。

山に出かけるのも億劫になった。今季は暫くこの観察ボックスで成り行きを見守りたい。次から次と新芽が上がっているので十数個の花が観察できると思う。

9月、10月の野生での様子を参考にしたい方は以前の記録だが見て頂きクロヤツシロランの秘密に迫って頂きたい。

(2)

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15図、この個体モ芽だしから注視してきた、本日咲いたが同じ黄系のボックスで唇弁の毛が黄色っぽいのきにかかる。2014-10/30

(5)その他多数目出し株有るも以後省略す。変わりもの出た場合のみ添付することに。

1 2

☆2014-11-28    12月開花候補の記録

10,11月は黄花系が出たので嬉しいやら忙しいやらで大変でした。助けの神か11月の開花はお休みであった(汗)。今年も後、一カ月クロヤツシロランは何個咲いてくれるでしょうか

(a)

A11A22A33A44A55A616

(b)
B11B22B33B44B55B6

原因不明、12月の開花はありませんでした。これ以上の生長はなく不明のままとなりました。これに懲りず来年も未知の世界への挑戦です。まだまだ何も分からない事ばかりです。12/31
















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